センスの話をしよう

思想と構造

今回は少しセンスについて話したいと思います。

ことのあらまし

先日とある裏アカの交流会で

🙋‍♂️「センスない人はどうしたらいいんですか?」

という質問が出ました。

そこでは他の方が回答しまして、
要約しますと、、

センスは伸びない。
ただ、磨けば光る。
だから積み上げることが大事。

と、比較的やわらかい返答が返ってきておりました。

ただ、

その質問自体がセンスないなと思いまして、、

多くの人はまだ、センスを語る段階にすら立っていない

からです。

更に言ってしまうと、

何かで競って1番を目指すわけでもなければセンスなんて必要ないです。

本来のセンスとは?

僕はセンスという言葉を、
特別な場所に置いています。

センスとは、、

伸びる環境を最大限に利用して、努力して、積み上げて、改善して、
そこまでやってもなかなか越えられない最後の壁。

そこに初めて登場するのがセンスです。

なので本来、

センスを語れるのは努力し続けた人間だけです。

多くの人が語るセンスとは?

一方で良く聞くセンスとは、

何かの学習を試みたときに
自分の想定と比べた実際の伸びの差

このくらいのものをセンスと言っています。

現実として、

・ほとんど経験していない
・数も踏んでいない
・基礎も固まっていない

・学習環境も整っていない

この段階で何かに挑戦して伸びなかった、、
そして、、

🤦‍♂️「自分、センスないんで…」
🤦‍♂️「センスある人が羨ましい…」

こう言い始める人がいます。

これは違います。

今いるのは
センスが問われる世界ではなく、
ただの初経験の世界

料理の包丁を持ったこともない人が

🤷‍♂️「寿司職人になれません」

と言っているようなもの。

まだ話が早いのです。

言ってしまえば

センスがないのではなく、ただ経験や環境がないだけ

多くの人が勘違いしていますが、

彼らの言う「センスがない」は、

ただの経験不足環境不足。いや、ただの努力不足

経験不足は経験すればいい。
環境不足は環境を整えればいい。
誰でも伸ばせる領域です。

センスとは磨ききったその先にある話。

まだピーピーいうのは早いわけです。

センス論の危険性

何でこのようなことを言っているかというと、

センス論は努力を怠る免罪符になりがちだからです。

センスのせいにすると確かに楽。

「自分には向いてない」という理由で、
努力しなくて済むからです。

ーー他の人より伸びにくいから仕方ない、、

ーーいいなあいつはセンスがあって、、

ーー俺にもセンスがあればあのくらい、、

そう思えば楽ですよね。

ただ、その瞬間に成長が止まります。

センスという言葉を使う人の多くは、
努力から距離を置くための口実にしてしまっている。

だからこそ危険です。

では伸び方の違いとは何なのか?

ここまで読んだ方は疑問を持つ方もいるかもしれません。

🤷「俺はあいつより伸び方が悪い」

、、と

それはセンスのせいじゃないかと

確かにセンスによる差は微量はあります。

ただ覚えておいてください。

成長の初期において環境と努力の前ではセンスの差など誤差です。

画家のピカソも絵がめちゃくちゃ下手でしたが
父親が画家でその指導を受けながら毎日毎日「型」を反復。

近場でいいますとSoftbankの孫正義も
学生時代、英語もプログラミングも全くできませんでしたが、
語学学校通いを即断、プログラマーを雇って技術習得等
環境を整えるのが上手いわけです。

センスなんて
環境整備や努力をやり切った後にやっと差が出てくる程度のお話なのです。

そこにセンス必要ですか?

ここまで読んで、もう一つ伝えたいことがあります。

そもそも、あなたの今の目的にセンスって必要ですか?

多くの人が勘違いしていますが、
センスというのは何かで一番を取りに行くレベルで
突き詰めている人間にだけ必要になる概念です。

  • 世界トップを狙うアーティスト。
  • 競技で限界まで到達しようとする選手。
  • 職人の世界で技術を極めに行く人。

こうした競技レベルでの到達点を目指す人には、
確かにセンスという壁が存在します。

でも――
あくまで例えばですが、、

今回の裏アカ交流会で出た話題はそうじゃない。

🙋‍♂️「裏アカを伸ばしたい」
🙋‍♂️「女の子と会えるようになりたい」
🙋‍♂️「反応をもらいたい」

正直、このくらいの目標ならセンスなんて一切いらない。

必要なのは、
経験・環境づくり・試行回数・改善。
ただそれだけです。

たとえば、

  • 投稿の型を覚える
  • ターゲットを見る
  • 失敗して修正する
  • 反応が取れた構造を再現する

こうした積み上げを続ければ、
裏アカを育てるくらいは誰でも普通にできます。

だからこそ言いたい。

「そのレベルの話にセンスを持ち出す必要はない」

センスなんてもっとずっと後ろ
もっとずっと上のステージで初めて登場する概念です。

いま必要なのはセンスではなく、
ただの経験値と正しいやり方の知識。

「センスがないから…」と言って悩むより、
もっと手前にある伸びるための具体に向き合った方が
10倍早く結果が出ます。

クロガネの結論

センスの話をしていい人は、
他の条件を整えきった人だけです。

・経験を積んだ
・改善を重ねた
・試行回数をこなした
・その上で越えられない壁に出会った

こうした人間だけが初めてセンスを口にしていい。

多くの場合、
いまセンスがないと言っている人は、
だいたいがまだ立つべきステージの手前にいるだけです。

だからこそ、僕はこう思っています。

センスを語る前に、積むべき土台がある。

経験すれば見える。
積み上げれば世界が変わる。

その先に、初めてセンスという壁が姿を見せます。

見えたとき希望となるのか絶望となるのか、、
それも楽しむしかありません。

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